5年ぶりに韓国 信明(シンミョン)高等学校、聖明(ソンミョン)女子中学校を訪問することができました。高校生15名が授業体験やホームステイなどを通して韓国の文化にふれ、交流を深めます。
2023年2月に信明高校・聖明女子中学校の校長先生がこられたときの様子はこちら→韓国姉妹校より来校
生徒たちの交流の様子をお伝えします。※更新は準備が整い次第となります。ご了承ください。
8月16日(水)~8月17日(木)
台風の翌日ということもあり、心配していましたが、1時間遅れで到着し、信明高等学校、聖明女子中学校の先生方、生徒の皆様から熱烈なる歓迎式をしていただきました。その後ホームステイホストと対面することができました。
ホームステイホストとの交流を通して、明日からの授業参加やホームステイでの生活を生徒達は心より楽しみにしています。
現地で行われた歓迎式典のようすが、YouTubeにてライブ配信され、日本にいる私たちも一緒に楽しむことができました。
この上なく細やかで嬉しい対応をして頂けたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
2日目は朝から桂山聖堂(ケサンソンダン)を散策の後、信明高校の音楽の授業に参加しました。カリンバという楽器の演奏を一緒に行いました。その後、本校を卒業し啓明大学に進学した先輩に啓明大学を案内していただき、アダムスチャペルにて素晴らしいパイプオルガンの演奏を聞きました。
大学内にある韓学村でハンボッ(韓服:韓国の伝統衣装)を着て、茶瞑想を体験しました。ホームプラスマーケットで買い物をし、寿城池(スソンいけ、スソンモッ)にて夕食を取った後、散策・観光をしました。
今日も盛り沢山のスケジュールでしたが、とても素敵な時間を過ごすことができました。
8月18日(金)~8月19日(土)
3日目の午前中は日本語の授業と英語の授業に参加しました。日本語の授業では韓国語と日本語の早口言葉をチャレンジしました。英語の授業では韓国の中学生が普段習っている授業に参加し、現地の姿を生で感じることができました。
午後からは扇子を使った宮廷舞踊のプチェチュムを教えていただきました。優雅に踊るプチェチュムは難しかったですが、協力してできたのでとても楽しかったようです。
また、今回の研修でお誕生日を迎えた生徒に、韓国語のお誕生日の歌でサプライズのお祝いしていただきました。
授業が終わった後はホストシスターと東城路(トンソンノ、大邱の繁華街)で自由時間を過ごしました。 いよいよ明日はホームステイです。
4日目 今日は楽しみにしていたホームステイです。 9:30にホストシスターが迎えに来てくれ、それぞれお買い物したり、遊園地に行ったり、カラオケをしたり、思い思いの時間を過ごしました。
夜は一緒にゲームをしたり、夜景を見たり、韓国語と日本語の勉強をお互いに教え合うなど、充実した時間を過ごしました。 美味しい手作りの夕食、家族との温かい時間に、本当に楽しい時間を過ごしました。
~生徒の感想~
「初めてのホームステイでしたが、ホストファミリーが優しく声をかけてくださり、緊張の糸がとけました。」
「 ホストシスターの何でも積極的な姿勢を尊敬し、私自身も見習いたいと思った。これからもずっと忘れられない大切な思い出になりました。」
8月20日(日)~8月21日(月)
5日目 楽しかったホームステイはあっという間に時間が過ぎました。ご家族、ホストシスターと名残おしそうに、「また会おうね」と約束してお別れしました。
お世話になった聖明女子中学校、信明高校の先生方、生徒達とお別れをして、学校をあとにしました。 たくさんの学びを本当にありがとうございました。
大邱を出発し慶州(キョンジュ)へ。世界文化遺産の仏国寺(ブルグッサ)を拝観し、釜山(プサン)へ行きました。 釜山ではビーチトレインに乗り、青い綺麗な海と賑やかな街並み、自由時間を過ごし、最後の夕食です。
夕食後は海辺へ移動し広安里(クァンアルリ)の夜景と海、花火、賑やかな夜の街を楽しみました。夜になったら広安大橋(クァンアンデギョ)がライトアップされてとても綺麗!
6日目 最終日となりました。
釜山のホテルを後にし、ロッテプレミアムアウトレットでお土産を買いました。
そして昼食です。お蕎麦を食べました。帰りの飛行機でお腹が痛くならないようにと信明高校、聖明女子中学校の先生が考えてくださいました。
この上ない優しさにあふれたお気遣いに、本当に感激しました。
期間中、ずっとお世話になった信明高校、聖明女子中学校の先生と最後のお別れをし、無事に関西国際空港に着きました。お祈りをして帰路に着きました。
この交流を通して生徒達はもちろんのこと、引率にあたった教員も沢山のことを学ぶことができました。
また、海外の姉妹校との交流にあたり、本校浅井校長はいつも生徒に次のような言葉をかけています。
「海外の人、日本の人ではなく、地球に生きる一人の人間と一人の人間として、時間を共有し、笑顔を交わし、食事をして、友情を育み、お互いにに心を開いて過ごしましょう。未来は、皆さんの手によって発展します。あなた達は、その目的のために、神様に選ばれた若者たちだと、私は思っています。」
今後も益々、松蔭と信明高校、聖明女子中学校との関係が深まっていくことを願っています。