2009年~2012年にかけて、120周年記念事業の一環として、耐震補強・校舎の改修を行いました。
1959年にカンタベリー大主教を招いて落成した本館南棟(高校1年から3年の教室)と90周年記念事業として1979年に完成した南館(食堂・和室)が、多くの卒業生の記憶を大切にしつつ、2009年夏、装いを新たにしました。その後2011年度まで3期のリニューアル工事を経て
すべての普通教室、特別教室、トイレ、食堂、そして職員室が生まれ変わりました。
その後も時代に合わせて新しい教室の整備等が行われています。現在では、主な教室にプロジェクター、wifiが整備されています。

 エセルホール(食堂)

食堂の柱は松蔭カラーともいえるエンジ色に着色され、そこに松蔭の歴史に関わりのある文字群や写真が写されています。食堂は、安全を考え放課後の利用に制限を設けていますが、単なる昼食の場としてではなく、落ち着いてゆっくりとした気分で利用できる場、私たちが最も大事にしている「Open Heart」の精神が生きる居場所になってほしいと願い、その思いを込めて、今まで「食堂」に“エセル・ホール”という名をつけることにしました。この名は「Open Heart」という言葉を用いて生徒と接した第8代校長エセル・マリー・ヒュースに由来します。

 

 教室・廊下・お手洗い

普段もっとも生徒が長く過ごす教室、廊下、トイレ。これらも大きくリニューアルしました。全体が明るくなり生徒もすっかりお気に入りです。教室の後ろにはマイロッカーも増えました。


 図書館 

本校の図書館は、10万冊をこえる蔵書があります(県内トップクラスの蔵書数で、学校図書館の平均の3倍以上にあたります)。4人の司書が運営にあたっていて、本探しはもちろん、調べたいことがあれば、気軽に相談することができます。広いフリースペースもあり、読書や自習にも使用できます。保護者に貸出をしてます(要登録)。
また、「松蔭サタデーライブラリー」として、小学生(女子)、外部中学生(女子)向けに、土曜と長期休暇中に図書館を開放しています。ご利用の際には、保護者と一緒にご来館ください。

詳しくは、図書館のホームページをご覧ください。

 

 
4人の司書のみなさん と フリースペース

 
図書館入口 と 入口正面の特集コーナー(季節に合わせて、様々なテーマで選ばれた本が紹介されています。)

 講堂 ホワイエ

毎週の礼拝や入学式、卒業式、講演会、説明会などを行う講堂の入口もきれいになりました。

  

 エスポワールの広場

本館南と北館の間のスペースのリニューアル工事も行い、中庭を整備しました。生徒から名称を募集し「エスポワールの広場」と命名されました。

生徒の憩いの場として利用されています。

 

 和室・被服室

茶道部の活動や各クラブの合宿にも使われる南館の和室、4階被服室、西音楽室などもきれいになりました。