1995年1月17日(火)午前5時46分、「兵庫県南部地震」が神戸を直撃し、甚大な被害をもたらした「阪神・淡路大震災」が発生しました。今年でちょうど30年となる17日、神戸市内はもとより、各地で慰霊の行事が行われました。松蔭では、毎年この日の朝に講堂に集い、「震災記念礼拝」を守り続けています。今年も“あの日”のこと、いまだ心の癒えることのない方々、苦しい生活を強いられておられる方々、さまざまな想いを心にいだいて過ごしておられる方々のことを想って、礼拝の時をもちました。
また、前日の16日の放課後に、レオノラチャペルにて、震災の犠牲者はもとより、現在、世界各地で自然災害や争いなどに苦しむ人々のことをおぼえて「震災記念の祈り」の時をもちました。チャペルでの礼拝の後、震災で犠牲となった本校の2名の生徒を記念し、モーブの広場に植樹された“櫂の木”の前に移動し、犠牲者の追悼と日々平和に暮らすことができていることへの感謝の祈りを捧げました。