6月10日(月)から15日(土)は、1学期の宗教週間でした。特別礼拝をはじめ、さまざまな行事が企画され、実施されました。その中心となる「特別礼拝」が6月14日(金)、中高別々の時間に講堂で執り行われました。
今回の特別礼拝では、頌栄保育学院 院長・理事長の相澤弘典先生にお話していただきました。高校では『ペツェッティーノ』の絵本を使い、自分が何かの一部分、部品の一つだ思っていた“ペツェッティーノ”が、自分探しの旅をし、たくさんの出会いを経験していく…。その結果、実は自分も、たくさんの部品から成り立ってできている、唯一無二の存在であることに気づいていく…。というお話でした。 そして、自分自身も他者も“唯一無二の存在である”と受けとめ、認め合うことが大切であると語ってくださいました。
また、中学校では「愛」を語るのが下手な日本人という観点から、「愛する」ではなく「大切にする」「大事に思う」と訳した方がしっくりすることや、愛するとは互いに相手を大切のすることで、自分の好き嫌いではなく全ての人を大切にすることを考えて欲しいと語られました。
その他、「チャリティブックセール」(不要になった本のセール)やアジアの出版事情の悪い国々に絵本を届けるため、その翻訳シールを本に貼ってい「絵本ボランティア」が図書館との共催で行われました。また、外部の教会の主日礼拝に参加してみようという「教会へ行こう!」の企画にも生徒が参加してくれました。「オルガンコンサート」では、本校講堂のパイプオルガンのレッスンを受けている生徒の日常の成果の発表と指導者の坂倉朗子先生の特別演奏が行われました。また、本校で定期的に販売が行われている「パン工場・なないろ」を支援する「パン販売」なども行われました。