中学3年DS(ディベロプメンタル・ストリーム)では、総合的な学習の時間として「平和」をテーマに様々な取り組みを行っています。6月21日(水)には、広島の原爆被災者である岡邊好子さんをお招きして、ご自身の体験を通した大変貴重なお話を伺うことができました。
講演会
岡邊さんは女学校在学中、学徒動員の作業中に、広島に落とされた原爆を直接体験されています。岡邊さんが体験されたときと同じ年ごろの生徒達へ「いかにみんなが幸せか。」「今の幸せは当たり前ではない。」「夢と希望を持ちなさい。」「勉強しなさい。」と。困難な状況を乗り越え、これまでの人生を歩んでこられた岡邊さんからの、祈りにも似た強いメッセージは、とても心に響くものでした。生徒からの質問にも丁寧にお答えくださいました。
パネル展示
原爆投下時のヒロシマの様子などが描かれたパネルや写真パネルを、講演会の後に見ました。岡邊さんからお聴きした話への理解を深めます。
生徒の感想
教科書で習った事しか知らなくて、原爆の詳しい内容を、こんなに知らなかったけど、講演を聴いて、今の普通の生活が、どれほど幸せなのかということを、改めて実感しました。絶対にこの話を忘れないようにしたいと思います。
講演を聴いて今の世の中は平和で幸せだなと感じました。改めて戦争はしてはいけないと感じたし、戦争はとてもおそろしいものだと思います。今思うと、とても幸せだと思います。しっかり勉強して、夢と希望を持って生きていきたいです。
お話の中で「勉強をしなさい。」と言われたとき、がんばろうと思いました。「夢や希望を持ちなさい。」と言われたとき、それがある方がきっと勉強をする意味にもがんばる意味にもなるから夢を持とうと思いました。