立命館アジア太平洋大学(APU) 近藤祐一先生 出張講義

2022年7月12日(火)立命館アジア太平洋大学(APU)教育開発・学生支援センター 近藤祐一教授をお招きして、「多文化環境で学ぶこと」をテーマに、出張講義をしていただきました。

この日は、午前の大雨警報発令のため、参加者が当初予定よりも減ってしまいましたが、参加できた生徒たちは、非常に熱心に取り組んでいました。

前半はMentimeterを使用して参加型の授業を受けました。これからの「VUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。)」時代、AIの登場・進化によって社会・経済が大きく変化することが予想されています。仕事の変化のお話から始まり大学進学の意味を考え、話さなければ価値観の違いがわからない事、そのためには言語が必要であることを中学生にもわかりやすく説明していただきました。

そして後半はワークショップ「体験しよう!異文化コミュニケーション」の少人数によるグループワークでは物語の登場人物5人の序列をそれぞれが順位付けをすることでほかの人と序列が違うこと、それは自分の今までの経験や価値観によるものであること、異文化の人であればもっと違いが生じるであろうことを実際に体感させていただきました。

今回の講義を通して、生徒たちは、大学で学ぶ意味を、価値観の異なる人とどのように共生していくのかを、考えることができました。これにより、目の前の中学・高校での学びについても、非常に大きな刺激となりました。

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