1学期・宗教週間

松蔭の宗教週間では、この間に様々な行事を実施し、これらを通じて、キリスト教への理解を深め、社会貢献、奉仕活動に触れていくことを目的としています。今年度は、6月6日から11日までを1学期・宗教週間とし、次のような行事が行われました。

(特別礼拝)

副牧師であり保育士でもある高須純子先生(布施源氏ケ丘教会・にじいろ保育園)をお招きし、話をしていただきました。メッセージ・タイトルは、マタイによる福音書にも出てくる「重荷をわかちあう」。高須先生はご自身の経験を踏まえながら、今まさに、しんどくて心がいっぱいになってしまっている人達に向けて、「ありのままを受け入れてくれる神に身をゆだねて。そして、となりの友人に思いを打ちあけて。」と優しく語りかけてくれました。コロナ禍で色々なことが上手くいかずに不安になっている生徒には、高須先生の言葉が静かに心に響いていたのではないでしょうか。

(もっとオルガンを知ろう)

パイプオルガンは礼拝には欠かせないもの。松蔭に設置されているオルガンは、パイプ一本一本をデジタルサンプリングした楽器で、通常のパイプオルガンとはまた違った多彩な音の表現ができます。今回はそんな松蔭のオルガンをもっと知ってもらおうと、本校のオルガニストである坂倉朗子先生の解説と演奏、オルガンレッスン生の演奏、そして試し弾きなどが行われました。参加した生徒は、美しい音色に包まれた心地よいひと時を過ごせていました。

(にじ作業所・パン工場「なないろ」支援パン販売)

障がい者の就労支援を行っているパン工場「なないろ」からの出張販売が、中学・高校・全体の3日間に分けて行われました。生徒たちの間では「にじパン」の名称で親しまれており、美味しくて大人気。3日間とも販売と同時に長い行列ができていました。パンを買うことが障がい者の方への支援につながっています。

この他にも、図書館が主催する「チャリティーブックバザー」や「絵本ボランティア」、そして学校近くの教会に実際に出向いて礼拝に参加してみる企画「教会へ行こう!」などが実施されました。

あっという間に過ぎてしまった宗教週間ですが、それぞれの活動を経験することで、キリスト教を知り、他者を思いやる時間を少しでももつことができたのではないでしょうか。

宗教週間は2学期にも予定されています。

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