10月25日(月)の総合的な探究の時間に、高校1年、2年生を対象とした講演会を行いました。演者はフードバンク関西の理事長・中島真紀さん。「食品ロスについて考えよう!~命をつなぐフードバンク活動~」と題した講演では、現在の日本・世界が抱える食問題と食支援活動についてお話してくださいました。
「“余っている”のに“足りない”というアンバランスがある」
「世界中で作られた食品のうち3分の1が処分されている」
「日本の相対的貧困率が15.4%で、7人に1人の子どもが貧困でこまっている」
など、中島さんから次々に指摘される現実に、生徒達は驚きながらも真剣にメモを取っていました。現実を知り、受け止め、そして「自分たちに何ができるのか?」をじっくり考え、行動に移してくれることを期待しています。