今年度もBlue Earth ProjectチームYの活動がスタートしました。
チームYは高校1年生と高校2年生で構成されています。2023年度の高校1年生のテーマは「海洋プラスチックごみ削減」で、高校1年生は60名の生徒が参加しています。
2022年6月11日(日)小雨が降る中、午前10時から須磨海岸にてNPO法人神戸海さくら様のご協力のもと、ビーチクリーンを実施しました。ごみ袋を片手に、軍手をはめてゴミ拾いをする女子高生の姿が須磨の海岸に広がりました。
はじめ海岸に着いた時はそんなにゴミがあるとは感じられなかったのものの、雨が降った後の海岸は多くの海洋ごみが海岸へ打ちあげられているそうで、全員が拾ったごみを集めると、こんなにもあったのかという量に生徒たちはびっくりしていました。
ごみの中には缶の飲料容器の飲み口を開ける部分で、現在使用されている「ステイオンタブ(Stay on tab)」という飲み口を開けてもタブ(つまみ)が缶にくっついて残ったままのものではなく、タブを引き開けて最後は缶から切り離される今の生徒は知らない昔のプルタブ(Pull tab)タイプのものが今回のごみの中から見つかりびっくりしました。
回収したごみを海に流さずにすんだということは、地球規模からすると小さなことかもしれませんが、未来を担う生徒や地球環境にとっては大きな一歩になったに違いないでしょう。秋の啓発イベントに向けて今回の活動がいかされるといいですね。