今年の秋の宗教週間(11月8日~12日)は「平和について考えよう」がテーマ。そこで、10日(水)の特別礼拝には、被爆地・広島で「核廃絶の署名運動」を続けている広島女学院高等学校の署名実行委員会のみなさんをお招きし、話をしていただきました。
お話では、高校2年生の小川未玲さんと高校1年生の掛本桃子さんが、実行委員会のさまざまな平和活動について説明し、その後にOGの大坪沙羅さんが「まずは身近な人の様子を気にしてあげる。その思いが広がっていけば平和につながる」というメッセージを添えてくださいました。
被爆者の平均年齢が84歳となった現在、自分たちが「被爆者の証言をきくことのできる最後の世代」であると意識して活動する彼女たちの熱意が伝わるお話でした。
放課後にはチャペルで松蔭生との交流会も行われ、参加した生徒の中には来年の広島平和礼拝への参加を心に決めた人もいたようです。
今回の特別礼拝での献金は、広島で平和活動をされている団体に献げます。
今後、松蔭でも広島女学院高等学校主催の「核廃絶の署名運動」に参加する予定です。
これを機に、改めて「平和を願う気持ち」そして「人を想う気持ち」を大切にして欲しいと思います。