今年度も高校3年生のBlue Earth Projectに37名の参加がありました。
活動のテーマは「気候変動とSAF、ならびに廃食用油回収」です。 SAFとは持続可能な航空燃料で、従来の化石燃料から作られるジェット燃料と比べて、CO2の排出量を約80%削減できることが期待されていますが、原料となる廃食用油が不足しています。そこでBlue Earth Projectでは上記のテーマで、12月10日から神戸市等とも連携して活動をスタートしました。
まずは絆ミーティングという集まりを持って、全員がこの活動をすることになった思いや活動への意気込みを一人一人自分の言葉で語っていきました。
その後さっそくチームに分かれていろんな企画立案に向けてのディスカッションが始まりました。
活動はイベント(ステージやブース等)と店舗への協力依頼活動ですが、 イベントでは来場者に楽しく分かりやすく伝えられるように生徒たちでチームに分かれていろんな企画立案のためのディスカッションが始まっています。まず、ステージは全体の構成・あらすじ、配役も決まりこれから台本を書き上げたリ音源を決めたり小物づくりをしながらリハーサルを繰り返していきます。
ブースでは気候変動を伝えて脱炭素アクションを体験してもらえるブースや、廃食用油の回収実演ブースに加えて、紙飛行機で楽しくSAFを知っていただけるコーナーも企画中です。そのためにまず、折り紙飛行機協会関西支部の方の来ていただいて、5種類の紙飛行機の折り方を丁寧に教えていただいた後、実際に紙飛行機大会を行い歓声が飛び交いました。
優勝した生徒の紙飛行機は13mも飛びました!折り方や飛ばし方を工夫するだけで、全然飛び方が違うことを実感しました。イベント会場で来場者に教える立場になった時、生きてくると思います。
また、イベント会場内に模擬機内空間を作って客室乗務員風にSAFのことをわかりやすく伝えるコーナーも企画しています。そのために伊丹空港にて、J-AIRの客室乗務員の方に仕事のことを教わった後、機内アナウンスは笑声で話すということを教えていただきました。
その後、J-AIRの客室乗務員の方の訓練施設の模擬機内で実際に機内マイクを使って離陸と着陸のアナウンスを全員2回させていただきました。模擬機内空間に座った30名を前に客室乗務員になり切ってアナウンスするのは最初は緊張していたようですが、2回目は落ち着いてアナウンスできました。この後も場数を踏んでいって2か月後のイベントでは客室乗務員になり切ってSAFを笑声で説明できるようになれば…♡です。
今後の高3Blue Earth Projectの活動にご期待ください。
【高3Blue Earth Projectイベント案内】
●神戸空港開港19周年イベント
日時:2/15(土)2/16日(日)10:00~16:00(時間は未定)
場所:神戸ハーバーランドumieセンタ―ストリート1階
●Blue Earth Festa!
日時:2月23日(日)10:00~15:45
場所:阪急西宮ガーデンズ4階ガーデンズホールと木の葉のステージ