文化祭の前日の日となる、4月25日(木)に「イースター礼拝」をとりおこないました。
日本キリスト教財団 神戸栄光教会の山内慎平牧師をお招きして、礼拝のお話をしていただきました。
山内先生は、キリスト教主義の学校に進学して初めて聖書を読みキリスト教に触れられました。初めはよく分からない不思議なものだと思ったそうですが、それがイエス様やキリスト教を表していると今は思っておられるそうです。イエス様の復活の出来事も不思議な出来事です。しかし、私たちの常識を打ち破り、弟子たちや私たちまで友として兄弟姉妹として迎え入れていることを示しています。そして全てを受け入れ愛することの大切さを私たちに気づかせてくれました。
最後に「私たちには弱いところ、人に見せたくないと思うようなところがあります。しかし、復活されたイエス様は、私たちの良いところも弱いところも、ありのままを受け入れてくださいます。相手に謝る勇気がないとき、相手を赦すことができないとき、復活されたイエス様の愛を思い出させてください。お互いが、イエス様に受け入れられた存在であることに気づかせてください。」と祈ってくださいました。
礼拝で集められた献金は、日本聖公会の教会活動を通じて、能登半島地震の被災者支援にささげます。
そもそも、イースター(Easter)とはどのようなキリスト教の行事でしょうか?
イエス・キリストは私たちの罪の身代わりとして、金曜日に十字架上にかけられて処刑されました。しかしその三日後、日曜日の朝早く墓に行った婦人や弟子達はイエスが復活したことを告げられます。イエスの死後、元気をなくしていた弟子達は力を得て、イエス様のことを世界中に伝え始めました。つまり、キリスト教がスタートした日がイースターであり、イエス様の復活を祝う「復活祭」がイースターなのです。キリスト教において、イエス様の誕生をお祝いする「クリスマス」とならんで、生命の復活と繁栄を祝う、春の最も重要な行事とされています。イースターの日付は毎年変わり、年によって3月22日~4月25日の間で移動します。今年は3月31日(日)でした。
礼拝後、生徒たちにはイースターの記念として、イースターエッグを模した「卵型チョコレート」と「イースターカード」がプレゼントされました。