中学グローバル・ストリーム 神戸地検訪問、神戸市こども未来課ワークショップ

9月12日(月)の午後に、中学グローバル・ストリーム生が課外授業を受けました。中学3年生は神戸地方検察庁を訪問し、中学1年生と2年生は神戸市こども家庭局こども未来課の方を招きワークショップを行いました。

神戸地検訪問

中学3年生は社会の公民で三権分立などを学ぶ時期。その視点を持ちながら、神戸地方検察庁を訪問しました。検事による刑事手続について講義を受け、検事や検察事務官の仕事内容をお聞きし、非常に有意義な時間を過ごしました。

振り返りでは、「仕事をしていて面白かったことを知られ、どのような内容が面白く感じるのかよくわかった。」「今後検察官の内容のドラマを見るときに普通の人とは違う観点で見られる気がする。」という感想や、「検察事務官の仕事についてより知りたい。」という声もありました。

検察というと名前は知っているが、あまり良く分からない。そういう印象だったのが、どんな仕事を行っているかを実際に聞くことで具体的なイメージがつかめ、実社会の仕事を知るという意味でも良い体験をした訪問でした。

参考:神戸地方検察庁 広報ページ

https://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kobe/page1000001_00034.html

神戸市こども未来課のワークショップ

中学1年生と2年生は、神戸市こども未来課のワークショップを行いました。これは1学期の学期末プレゼン(世界探訪オンラインをうけての校外学習企画案のプレゼン)の中で、生徒たちが話を聞いてみたい候補先にあがっていた1つでした。

世界探訪オンラインでフィリピンのストリートチルドレンやごみ山付近に住む子どもの状況を知り、「では、私たちの地元の神戸市のこどもの現状はどうなっているの?」という疑問から実現したワークショップ。

絶対的貧困と相対的貧困の違いを知り、日本では相対的貧困が問題で神戸では7人に1人がそれにあたる。また貧困と教育と将来の仕事が密接に関わっているなど、身の回りでも多くの問題があることを学びました。

振り返りの自分たちにできることは何かという質問に対しては、各々が思考を巡らせ、「小さい子に絵本の読み聞かせ」や「小学校の勉強のサポートならできるかも」など、自分たちのできる範囲で何ができるかをも考えることができました。

3学期の「奉仕活動の日」にはGSの各学年が1~2学期の学びをもとに自分たちでできる社会への奉仕活動を企画して実践します。今回の取り組みがきっと彼女たちの今後の取り組みにつながっていくことでしょう。

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