本好きの小学生、集まれ!

小学生のみなさんの多様な個性を生かして受験できる入試制度を新たにもうけました。

松蔭には、充実した図書館があり、4人の司書による丁寧な運営がなされています。入学後も「全校読書運動」や国語の授業で課題図書を読むといった取り組みなど、読書に関する取り組みをたくさんしています。(下記の課題図書の中には中学生の課題図書になったことのある作品もあります。)さらに、松蔭では通常の国語の授業とは別に「語彙」を増やしたり、いろんな文章を書いたり、話したりといった「国語探求」の授業もあります。
また、松蔭では、小中学生を対象に土曜日に図書館を開放する「サタデーライブラリー」を実施し、これまでにたくさんの小中学生に図書館を利用してもらっています。

そんな松蔭が「課題図書プレゼン入試」を2022年度入試から導入しました。2025年度入試でも、この入試を実施します。本好きのあなたを松蔭は待っています!

 ■ 課題図書プレゼン入試の詳細

〇課題図書(5冊)

  書名 著者名 レーベル・出版社 出版年
1 百まいのドレス エレナー・エスティス 岩波書店 2006
2 戦争をやめた人たち
1914年のクリスマス休戦
鈴木まもる あすなろ書房 2022
3 バレエ物語集 あこがれの代表作10 ジェラルディン・マコックラン 偕成社 2016
4 源氏物語 紫式部・作 高木卓・訳 講談社 青い鳥文庫 2011
5 みんなはアイスをなめている 安田夏菜 講談社 2020
上記の課題図書から1冊を選んで、入試当日、一人5分以内でプレゼンテーションをしてください。プレゼンテーションでは、試験官の先生に選んだ課題図書のおすすめポイントをアピールしてください。
プレゼンテーションの際、事前に制作した「ポスター」を必ず使用してください。ポスターは四つ切以下のサイズ。何枚使用してもかまいません。使用したポスターは、プレゼンテーション後、提出してください。(返却はしません。)ポスターを貼る場合に使用するマグネットは、こちらで用意します。
 〇 プレゼンテーション・質疑応答の際、原稿や課題図書、手元用資料を持ち込むことが出来ます。 
プレゼンテーションの後、質疑応答を約10分行います。質疑応答では、プレゼンテーションの内容・受験生自身のことを質問します。
他の受験生のプレゼンテーションを見ることはできません。複数の試験官(2~3名の予定)がプレゼンテーションを聴きます。
2024年9/14(土)・12/7(土)課題図書プレゼン入試説明会を行います。2回とも同内容です。
2024年12/14(土)課題図書プレゼンの練習会を行います。(要事前申込)ぜひ、活用してください。
入試当日、下表の観点・基準で評価し、合否判定を行います。

観点

熱意

とてもよく感じる

やや感じる

あまり感じられない

感じられない

課題図書の
内容理解

背景や細やかな設定までよく理解し、参考資料も読んでいる

重要な点は理解している

やや理解不足

理解不足

プレゼンの
表現力

自分の言葉で
的確な表現ができる

気になる箇所を引用することができる。キーワードを示せる。

あらすじを話せる

感想が言えない

プレゼン
時間

5分 ±30秒

5分 ±1分

5分 ±1分30秒

5分 ±2分

プレゼンの
話し方

聴き取りやすい声量・
スピード・間合い

全ての聞き手と
適度に目が合う

やや聞き取りにくい声量・
スピード・間合い

特定の聞き手のみ
と目が合う

聞き取りにくい声量・
スピード・間合い

原稿ばかり見ていて
ほとんど目が合わない

聞き取れない声量・
スピード・間合い

原稿をずっとみている
全く目が合わない

質疑応答

全ての質問に
明確に答えた

いくつかの質問に
明確に答えた

質問に
あまり答えられなかった

質問に
答えていない

ポスター

絵と文字で
伝えたいことを

わかりやすく
まとめている

絵、あるいは文字で
伝えたいことを

まとめている

伝えたいこととは
ずれている

作成していない