6月2日(木)神戸文化ホールにて、「舞太鼓あすか組」の和太鼓演奏を鑑賞しました。
開演直後から、薩摩琵琶による『敦盛』(平家物語より)の繊細で時に大胆な演奏に、生徒たちは一気に引き込まれたようです。 また、和太鼓の早打ちは瞬きも許されないほどの迫力!しかし演奏者のみなさんは終始笑顔で楽しそうに、力強く、エネルギッシュで、私たちは体の底から湧き上がる高揚感を感じ、手に汗を握りながら舞台から目が離せなくなりました。
和太鼓の体験もさせてもらいました。軽快な話し方に、会場の空気がゆるみ、座席に座っている生徒も一体となって楽しく参加することができました。
生徒がお礼の言葉と花束をお渡しした後にも、あすか組の方から「みなさんもどうぞ、自分が好きだと思えることをやり続けて下さい。」と激励の言葉と演奏をいただき、あっという間の感動の2時間が終わりました。 公演後、生徒たちから「ああ!本当に楽しかった。」という声が多数届き、音楽や芸術の力を改めて感じることができました。大人も子どもも、どんな年齢になっても、「好きなことをやり続ける」自分でありたいですね。
「舞太鼓あすか組」は1990年に飛鳥大五郎により創設されて以降、フランス・エジプト・トルコ・台湾など世界中で公演を行っています。邦と洋、能や狂言・歌舞伎など古典と現代から紡ぎ出すスタイルは、和太鼓に革命的な変化をもたらし、新たな舞台芸術へと昇華させました。(参照:舞太鼓あすか組HP)