やりたいことがあれば…
自分のやりたいことに必要であれば、たとえ苦手教科であっても、やる気がでて成績を伸ばせる可能性がある。未来の自分を思い描いて、今の自分を変えるために何をすべきか考えよう。

国公立? 私立?
国公立大学の入試に課される「大学入学共通テスト」は、高2 までの教科書内容が出題範囲の8割を占める。科目数が多いからと言って国公立大学受験をあきらめるのは早い。 しかし、国公立大学の入試は受験科目数が多いので、遅くとも高1の夏までに決め、早めに準備する必要がある。
国公立大学は授業料が私立大学より安いという理由だけで目指す人がいるが、関西圏にある国公立大学はほとんどが難関校である。自宅からの通学を考える場合は、私立大学の奨学金利用を含め、総合的に判断した方がよい。

文系? 理系 ?
「好きか嫌いか」 だけでなく、「得意か不得意か」も考慮に入れよう。 その場合、校内の定期考査の結果だけではなく、実力テストの全国偏差値を指針にしよう。
また、経済学や経営学、心理学など、文系でも数学的知識が必要な場合もあるので、学ぶ内容を十分確認しよう。 栄養学科や看護学科などの入試科目も学校によって異なるので、コース選択の際には慎重になろう。

学びたいことがあれば…
学びたい学問があれば、将来やりたいことが決まっていなくてもその学問を学校で学びながら、将来を考えていくこともできる。学びたい学問分野がはっきりと決まっていれば、 学科→学部→大学と考える方法もある。例えば同じ「政治学科」でも法学部と政治経済学部では学ぶ内容が大きく違う。また同じ学部、学科名でも学校によって学ぶ内容はさまざまである。
新聞記事やニュースなどで紹介されている教員のコメントから、その学校でどのようなことを学ぶことができるのかがわかるのでチェックしておきたい。

得意分野があれば・・・
好きだと思っていなくても、得意であればあなたに適性があるかもしれない。それを活かす方法を調べてみると新たな可能性が 広がるだろう。
また、得意科目の成績を伸ばすことは、苦手科目の克服よりも容易であるはずだ。それを利用しない手はない。

大の苦手があれば・・・
苦手科目を入試に利用しない進路も考えられる。消極的な進路選択も必要な場合がある。

志望校が決まっていれば・・・
やりたいことが決まっていなくても、憧れの学校がある人もいる。その場合、まず、学校の雰囲気や学びたい学科があるのかどうかなどをよく調べてみよう。
志望校を決めておくことは、学力・合格率アップを図るうえでもおすすめ。具体的な目標を持ち、意欲を持って勉強することが合格への近道である。
入試に関する情報は高1〜高2のうちにしっかり収集しておこう。入試に必要な科目はもちろん、配点の割合もチェックした方がよい。過去問を数年分見て大学との相性を確かめることも大事である。ただ、第1志望の入試科目が少ないからといって、勉強範囲を絞りすぎるのは危険である。第1志望の入試科目が併願校の入試科目と大幅に異なる場合もある。第2志望以下の学校の入試科目も調べておこう。しかし、第2志望にだけ必要な入試科目があると余分な労力がかかるので、併願校は第1志望で必要な科目で受験するのがベスト。
遅くとも高2の3学期終了時までに第1志望を決め、受験勉強のスタートを切ろう。