高校3年生がBlue Earth Projectのイベントを全て終え、3ヶ月間の活動を振り返る最後のミーティング。
年末の12月にBlueEarth宣言(Blue Earth Projectメンバーになることを宣言すること)をした時と同じように全員が輪になって座り、ソーラーキャンドルの灯りだけの中で一人ずつ語り合う場。
涙を流しながら自分の成長や仲間との絆、社会との関わりで学んだこと、気づいたことなどを自分の言葉で話したいだけ話す。
私はBlue Earth Projectをする中で、大きな壁にあたった事はないと思っていました。しかし須磨水族園のイベント前にインフルエンザにかかり、須磨水族園のイベントやumieイベント直前の講堂練習やにも参加できませんでした。チームにもたくさん迷惑をかけ、うまくいくか不安になりました。ですが、私が休んでいる間にステージのマジック用の黒幕ができていたり、貝殻の案ができていたりしていて、そこで初めて私は壁にあたっていても周りの人に支えられていたからそのように感じたんだなと思いました。
また、Blue Earthの活動をしている中で自分の思いを書く事は影響があるのだということに気づきました。初めは大漁旗に言葉を書くだけでなんの意味があるのだと思っていました。でも私のお母さんがイベントに参加し、大漁旗に“節電と節水をする”と書いたその日から私の家ではいつもさしっぱなしだったコンセントは抜かれ、シャワーの際も無駄に流し続けることがないように意識するようになりました。書かなければここまでするような事はなかったと思うし、お母さんも書いたことが気になると言っていました。
私はBlue Earthで自分の思いを明確にする大切さを学びました。人に伝える時、自分の気持ちがはっきりしなければうまく言葉にならないし、聞く人もきっとすぐに忘れてしまうと思います。最初はよく知らない事をたくさん覚えて大変だったけれど、この事があったから自分の考えができたんだなと思います。
辛かったり、大変な思いをしたりした時はこのメンバーがいてくれたおかげで乗り越えられました。本当にありがとうございました。
中野 雅
(2017年度Blue Earth Projectメンバー ラストミーティングより)
この活動を振り返ってみて、BlueEarthProjectに入って自分は何をしたかったんだろうと考えたら、たぶん強くなりたかったんだと思います。
強くなるためには自分に自信がないといけなくて、でも人前に立つこと散々やってきておいてなんですが、私は本当に自分に自信がなかったんです。
そのせいで怒られたこともあったし、変わらなきゃって思えました。
実際に自分がして来た事が間違ってなかったと自信を持てるような良い結果を耳にした時、本当に嬉しくて泣きました。
ブースチーフもやらせてもらって、最初はやる事も多くて勝手にプレッシャーも感じて「あぁ、無理かも」って思いました。
でもチームの皆がそれぞれにできることをやっていってくれて、とても助けられて今ここにいれると思います。
エコレクの時から言っていたVRも実現できて、不可能かもしれないことでも考えて工夫して実行すれば、解決策が必ずあって可能にすることが出来るんだという事を学びました。
今の地球環境を元に戻すのだってガリレオに聞いても無理って言うと思うんです。
産業革命から今の状態になるまで200年ちょっとかかったなら400年かけないと元に戻らないかもしれないですよね。
だからこそ次世代に繋いで行かなきゃいけないんですけど、
その解決策を今は探している途中で、実行している途中で、私たちもその一部になれたんです。
いつ地球がなくなるかも分からないし明日がくる保証なんてどこにも無いのに、なのに無限を追い求めてきました。
けどその時間は全然無駄なんかじゃなくて、確実に自分たちのためにかけてきた時間だと思います。
みんなと一緒にここまでこれてとっても嬉しかったです。
竹内 亜希
(2017年度Blue Earth Projectメンバー ラストミーティングより)