ベア達は最初、椅子に座ってコンサートを聞いていましたが、コンサートも終わりに近づいたころ、
イエローアーツキャラバン隊の生徒達が一人ひとり、その制作意図や、患者様への思いを述べていきました。
病院でのお披露目で
中には、感極まって泣き出し、言葉にならない生徒もいましたが、コンサート終了後は、患者さんのおばあちゃんが何人も、ベアを取り囲んで、生徒の労をねぎらってくれました。
はじめて外部の方の反応に接し、モチベーションも一気に高まり、残りの6体を1週間で仕上げることができました。
制作したピンクリボンベア達が全国に送られる前、学校近くの神鋼病院でロビーコンサートを行いました。この病院のロビーの壁には、先輩たちが作ってきたホスピタルアートが大切に掲げられていました。そうです。このコンサートは、ホスピタルアートのお披露目の場にもなっていました。
今年は、ベア達がこのコンサートに参加し、お披露目されることになりました。
いよいよ、ベア達が全国の病院に旅立ち、
乳がんの患者さんへの思いを届ける日が迫っていました。