2004年度 感想〜ホワイトメッセンジャー(3)

ホワイトメッセンジャーに入って、復興住宅、乳児院、病院と、3ヶ所でコンサートをしました。
そのどの場所でも、それぞれに普段の生活で忘れがちなものを思い出させてくれました。人間が生きていく中で大切なものを再認識出来たと思います。(伊藤 早可)



フィナーレが近づくにつれて患者さんの目からポツリポツリと涙がこぼれるのが見えてきました。私もその患者さんの姿を見ると泣きそうになったけど、自 分が泣くと患者さんの目にはもっと涙があふれてしまうと思ったので必死に涙をこらえました。私は今までボランティア活動にはほとんど参加したことがなかったんですが、全て終わり、患者さんから『ありがとう!!すごい良かった!』と言葉をいただいたとき心の底から『今日この病院コンサートに参加して良かった』って思えたし、本当に嬉しかったです!!そして、大学に入ってもしこういう機会があったら積極的に参加したいと思うようになりました。それと、このチャレンジプログラムは、何年後も何十年後も松蔭がある限り続けて欲しいと思います。 (古谷 知子)

最後の挨拶の時『ありがとぅ』の一声が本当に心に響いてありがとぅの使い方はこぅなんだって思った…先輩達が言っていた意味が、そして先生がここまでする意味が解った!
今回得たことの大きさは体験した人にしか解らないかも知れません。ぜひぜひこの最高のプログラムを後輩に感じてもらいたいです!…本当に良い経験の時間を与えてくれてありがとうございました。(酒井 真弓)

【逓信病院の入院患者さんから、翌日手紙が届きました。】
松蔭高校ホワイトメッセンジャーの皆様、2月25日は愉しい一時をありがとうございました。

若く、美しく、健康そのものの皆様にお会いできて、さわやかな歌声、また、ハンドベル、マンドリン、サンバと、本当に、本当に嬉しかったです。2日後に控えた私の退院をお祝い下さっているようでした。皆様の元気をいただいて店に帰り、仕事に復帰したいと思います。このコンサート、何年か続いているとのこと、松蔭高校のあたたかいお心遣いに心より感謝申し上げ、今後も励まして頂けますようお願いいたします。

生徒のみなさんがお花を手にして帰られる姿に、思わず、4階の窓を開けて「ありがとう!」「ありがとう!」と手を振ってお見送りいたしました。

*このページはメンバーの伊藤早可・江尻知子・奧 由佳梨・木谷 彩・酒井 真弓・田邊 阿有美・中田 有香・古谷 知子・前口 徳子さん達の文章をあわせて作りました。

<< 病院コンサートの様子

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