本好きの小学生、集まれ!

小学生のみなさんの多様な個性を生かして受験できる入試制度を新たにもうけました。

松蔭には、充実した図書館があり、4人の司書による丁寧な運営がなされています。入学後も「全校読書運動」や国語の授業で課題図書を読むといった取り組みなど、読書に関する取り組みをたくさんしています。(下記の課題図書の中には中学生の課題図書になったことのある作品もあります。)さらに、松蔭では通常の国語の授業とは別に「語彙」を増やしたり、いろんな文章を書いたり、話したりといった「国語探求」の授業もあります。
また、松蔭では、小中学生を対象に土曜日に図書館を開放する「サタデーライブラリー」を実施し、これまでにたくさんの小中学生に図書館を利用してもらいました(緊急事態宣言下は休止)。

そんな松蔭が「課題図書プレゼン入試」を2022年度入試で導入します。本好きのあなたを松蔭は待っています!

 ■ 課題図書プレゼン入試の詳細

〇課題図書(10冊)

  書名 著者名 レーベル・出版社 出版年
1 数の悪魔
算数・数学が楽しくなる12夜
エンツェンスベルガー 晶文社 2000
2 君たちはどう生きるか 吉野源三郎 ポプラポケット文庫
ほか
2011
3 ざんねんないきもの事典※ 今泉忠明ほか 高橋書店 2016
4 失敗図鑑 大野正人 文饗社 2018
5 百まいのドレス エレナー・エスティス 岩波書店 2006
6 ふしぎ駄菓子屋銭天堂※ 廣嶋玲子 偕成社 2013
7 星の王子さま サン=テグジュペリ 岩波文庫ほか 2017
8 モモ ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫 2005
9 わたしはマララ マララ・ユスフザイ 学研 2013
10 ワンダー R・J・パラシオ ほるぷ出版 2015
 ※「ざんねんないきもの事典」「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」はシリーズになっています。どの巻を選んでもかまいません。
上記の課題図書から1冊を選んで、入試当日、一人5分以内でプレゼンテーションをしてください。プレゼンテーションでは、試験官の先生に選んだ課題図書をおすすめしてください。
プレゼンテーションの際、事前に制作した「ポスター」を必ず使用してください。ポスターは四つ切以下のサイズ。何枚使用してもかまいません。使用したポスターは、プレゼンテーション後、提出してください。(返却はしません。)ポスターを貼る場合に使用するマグネットは、こちらで用意します。
 〇 プレゼンテーション・質疑応答の際、原稿や課題図書、手元用資料を持ち込むことが出来ます。 
プレゼンテーションの後、質疑応答を約10分行います。質疑応答では、プレゼンテーションの内容・受験生自身のことを質問します。
他の受験生のプレゼンテーションを見ることはできません。複数の試験官(2~3名の予定)がプレゼンテーションを聴きます。
12/25(土)課題図書プレゼンの練習会を行います。(要事前申込)ぜひ、活用してください。
入試当日、下表の観点・基準で評価し、合否判定を行います。

観点

熱意

とてもよく感じる

やや感じる

あまり感じられない

感じられない

プレゼン
内容

課題図書をお勧めし、その理由も客観的に述べられている

課題図書をお勧めしているが、その理由が主観的である

課題図書をお勧めしているが、理由がわからない

課題図書をお勧めできていない

課題図書の
内容理解

よく理解している

やや理解している

やや理解不足

理解不足

プレゼン
時間

5分 ±30秒

5分 ±1分

5分 ±1分30秒

5分 ±2分

プレゼンの
話し方

聴き取りやすい声量・
スピード・間合い

全ての聞き手と
適度に目が合う

やや聞き取りにくい声量・
スピード・間合い

特定の聞き手のみ
と目が合う

聞き取りにくい声量・
スピード・間合い

原稿ばかり見ていて
ほとんど目が合わない

聞き取れない声量・
スピード・間合い

原稿をずっとみている
全く目が合わない

質疑応答

全ての質問に
明確に答えた

いくつかの質問に
明確に答えた

質問に
あまり答えられなかった

質問に
答えていない

ポスター

伝えたいことを
わかりやすく
まとめている

伝えたいことを
まとめている

伝えたいこととは
ずれている

作成していない