2004年度 ウエディングプランナーになろう



2004年度は、神戸松蔭女子学院大学の学生課が窓口となって、
松蔭高校出身の大学生によるチャレンジプログラムがいくつか実施されました。
大学生は高校のように受験期間にとらわれることなく、一部は秋から長期にわたって実施されました。
それに、高校のときに一度チャレンジプログラムを体験している上に、
もう一度チャレプロをやってみたいという思いもあって、みんなすごく積極的に動きました。

その中の一つがこの、「ウエディングプランナーになろう」でした。


このプログラムは、有志の学生が夏から受け入れ先との交渉に当たりました。その熱意を前に、この企画を快く受け入れてくれたのは、神戸の神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ様。

おかげで、自分たちで結婚式を作り上げ、最後は実際に模擬結婚式をしてみようということになりました。そんなこと出来るのかって、最初は不安もありましたが、ブライダル担当のホテルのプロの方が細かくアドバイスをしてくれました。おまけに、ホテルの素敵なチャペルを私たちのために半日貸してくれることになりました。ブーケもウエディングドレスもみんな無料で貸してくれることになりました。感謝感激。

ホテルの方は事前に何度も相談に乗ってくれ、いろいろ教えてくださいました。大学まで足を運んでくれたこともありました。私たちも松蔭らしさを出した式を作ろうといろいろ話し合いながら必死でした。新郎・新婦も、新郎の父まで学生が演じ、司会・ブーケ・衣装・写真・ビデオ・聖歌隊・オルガン・フルート・バイオリンと、みんながいろんな役割を担当することになりました。

ホテルの方も事前に、衣装やブーケや写真のレクチャーを何度もしてくださいました。

さて、3月23日、いよいよ模擬結婚式の日が来ました。ここからは、写真中心で紹介いたします。
まず、みんな模擬式の2時間近く前に集合し、いろいろ準備にとりかかりました。衣装室では花嫁役の学生がどきどきわくわくしながら髪をセットしてもらいました。このお手伝いも学生がしました。

お花の担当は、チャペル内の花のセッティングもしました。

そして、いよいよ式が開始。扉が開いて、そこから聖歌隊の入場です。チャペル一杯に、「ラブラブラブ」の美しい歌声が響きます。もちろん司会も学生がしました。

その後、新婦が新婦の父に付き添われての入場です。この新婦の父役の学生、似合ってるでしょ。

そして、新郎の元へ。慣れないものだから、頭がぶつかりそうになりました。

そして、みんなの視線を一身に受けたのが新婦のこのドレス。新婦役の学生は、もう花嫁になった気分だったといいます。
誓いの言葉も誓約なんてかたいものじゃなくて、参列者役の学生たちがあらかじめ用意しておいた何枚かのカードを新郎が選んでめくり、そこに書かれている言葉に新婦が答えるというもの。

「あなたは一生おいしいご飯を作りますか」とか書いてあるんですよ。これは、みんなで見守ってるんだっていうコンセプトから思いついたやり方です。

聖歌隊の歌声も、美しかったです。
今年卒業したばかりの子達も合流して、一緒にコーラスを歌いました。

最後に、チャペルの鐘が鳴り響く中、退場する新郎新婦を大拍手で見送りました
模擬結婚式が終わった後は、午後からホテルのブライダルの方から結婚式の話をいろいろ聞きました。実際に自分たちで式を作り上げた後だけに、いろいろ感心させられることが多かったです。

結婚式は、参列してみているだけだと華やかで惹きつけられるばかりで終わってしまいますが、実際に裏方でこれだけのセレモニーを作り上げるのは、地味で大変な点が多いと気づきました。でも、新郎新婦の喜ぶ姿を見れば、その苦労も吹き飛ぶとか。これからどんな仕事をするときにも同じことが言えるようにも思いました。 

それにしても、早く結婚したくなったなぁ。

最後になりましたが、長期間にわたって何から何までお世話になって、衣装やお花やチャペルまで無料で提供してくださった神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズとホテルのブライダルサロンの方々、本当にありがとうございました。また、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズに行かせていただきます。

神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
http://www.sheraton-kobe.co.jp/page/top.html

神戸ベイシェラトンホテルのブライダルコーナー
http://www.wedding-system.ne.jp/sheraton/

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