卒業生からのメッセージ

主婦、未来の女性起業家
大野泰子 さん


私 2004年、米国永住権(俗称 グリーンカード)を取得し、2005年春、こちらに来ました。
少しずつ身の回りの環境を整え、子供たち(小学生二人)は現地の学校に通っております。

 住まいはカリフォルニア州 アーバイン市というところで、ロサンゼルス空港より
南へ約1時間ほどのところ。 全米一と言われるほど治安が良く、街は整備・手入れされ、車で15分くらいのところにディズニーランドがあり、海にも近くサーフポイントで有名なハンティントンビーチにも車ですぐの距離で、住環境は良好といったところです。

 数年前、投資目的でハワイの不動産を購入。
「子供たちにはより多くの経験を」をモットーにする私たち夫婦は、夏冬の休暇時に滞在し、サマーファンやデイキャンプ等に子供たちを参加させていました。
そこで子供たちは、笑いあり、涙ありの日々で、いろんなことを学んだようです。

 その後バブルの波が押し寄せ、売却。近い将来、会社を興したいと思い、今は情報収集と準備の毎日です。

 欲しくても一般的には運と才能に恵まれないと手に入れることの出来ないと言われるグリーンカード。これは切り札としてではなく、これをきっかけとしてこちらで頑張ってみようかと思う次第です。

 現在、子供たちも環境が大きく変わりましたが、ハワイでの経験が役に立ったようで、動じることなく私のほうが羨ましくなるほど毎日楽しく過ごしています。
まるで乾いたスポンジが水を吸収するがごとく、毎日何かしら覚えてきて、披露してくれます。
その姿に私も刺激され「頑張ろう!」という意欲をかき立てられます。

 学生時代は、学校を卒業したら就職、結婚、出産し、その後は育児・家事という平平凡凡たる生活が長く続くのであろうという漠然とした思いがありましたが、いざ自分がその年代にさしかかると、家庭を持ちながらも、自分が夢中になれる何かをしたいという気持ちは衰えず、夫もそういう気持ちについてはとても理解のある人なので応援してもらえるという恵まれた立場にあることに感謝しています。

 ところで、中学・高校で知り合った松蔭の友人達は、もう自分の人生の半分以上を共に歩んできたことになります。
時折連絡を取り「どうしてるの?」と近況を語り合うのですが、赤倉のスキーキャンプで毎年寝食を共にした友人達とは一番気心が知れていて、話をすると松蔭時代にタイムスリップしたかのように感じま
す。

 趣味を仕事として活動しているMさん、子育て奮闘中のFさん、Oさん、Aさん、ご主人の仕事の都合でアジア某国にお住まいでtrilingualのWさん等、全員書ききれなくて残念ですが、みんな元気いっぱい有意義に過ごしています。

 松蔭で過ごした日々はきっと人生で楽しかったと思えるワンシーンとなるはず。学校で蓄積したパワーをぜひ開花させてください。OGとして、これからの松蔭、目が離せないです!

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